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知って得する!? ダンボールのお話

段ボールの種類

ダンボールよもやま話

基本はこれ!

ダンボールというと皆さんは、どんなものを思い浮かべられるでしょうか?おそらく一番多いのは波状に成形された中芯を2枚の紙でサンドイッチしたものだと思います。これを私たちは【両面ダンボール】と呼んでいます。芯の両面にライナーを貼り合わせているからですね。

実際、使われる量としてはこの両面ダンボールが一番多いのです。ダンボールの基本は両面ダンボールだと言っていいでしょう。

より強く頑丈に

でも、それ以外の段ボールを見たことがある方も多いはず。両面ダンボールを2層にした、つまり波状の中芯が2枚、その間に1枚とその両端で合計5枚の紙を使っているものもよく見かけます。こちらは【複両面ダンボール】といいます。少々言いにくいので、業界では両面ダンボールを【シングル】、複両面ダンボールを【ダブル】と呼ぶ方が一般的でしょう。

両面ダンボール(シングル)

複両面ダンボール(ダブル)

それぞれの特徴は?

シングルは加工がしやすいため、一般的に良く使われています。一方、ダブルは強く頑丈で緩衝性にも優れているので、重量物等の梱包には欠かせません。欠点としては折り曲げ精度が若干落ちること、頑丈なため折り曲げるのに力が要る事などがあるでしょう。

それ以外の段ボールは?

中芯の両面ではなく、片面だけにライナーを貼りつけた段ボールもあります。こちらは【片面ダンボール】あるいは【片段】と呼ばれています。片面にしかライナーが無い分、構造体としての強度は劣るので、箱には使えませんが、緩衝材などによく使われています。また、最近では中芯がむき出しになっているのをあえてデザイン的に活かして、雑貨などに使われているのも多く見かけるようになりました。

ダンボールを作る工程では、まずこの片段を作ってから反対側にライナーを貼り合わせる、という流れになるので弊社でも作ることは可能なのですが、それを所定の長さにカットして巻き取り、出荷できる状態にするには専用の設備が必要な為、残念ながら弊社では片段を販売することはできません。

片面ダンボール(片段)

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